教室という空間

20年以上ぶりの教室

ふとよぎるのは、高校入学したばかりのころ

 

隣の席の子とは話ししたけれど、集団になると全く話せなくなって、そのうちその集団からハブられた思い出。

そのままなんだか話し辛くなってしまい、ダンマリし続けた日々だった。苦しかった。

ただこれは、私が過剰に、今さら入りづらい感を持ってしまい、後々個々には少しずつ話すようになるのだが。

 

高校時代の、あの誰かの席に集まって喋るとか、群れに入っていないと不安に襲われる感じとか、クラス内でいくつかグループが出来るという現象が今となっては意味分からんし、理解も出来ない。あれは本当に苦手だった。

 

さすがに今の教室はいい歳した大人だから、休み時間に集まるというナゾの現象はないし、普通に話しかければ話せる。

休み時間も話したきゃ話すし、寝たければ寝るし。

 

あの頃のようなオドオドというか、心配、不安、緊張、モヤモヤはそれほどない。

が、やはりゼロではない。

少なからず、話したいけどきっかけがない、なんて話せば良いか分からなくてモヤっとすることもある。

 

席替えなんてのはないから、よほどのことが無い限り、席が遠い人と話すことは今のところないけど、

お手洗いで出会ったり、掃除担当のときに話したり、行き帰りが一緒だったり、そんな時に話すことは出来る。

 

今は、私の席の両隣りの人、後ろの人、その後ろの人、他数名とはよく話すようになった。

 

まぁ、話すことと仲良くなるのはまた段階が違うと思うけど。

 

毎日6時間以上学校にいて、誰とも話さない日々が続くのは、勉強が分からない以上のストレスだと思う。

周りは、楽しそうに話している。自分は誰かと話したいけど、なんかきっかけがないとか、何話しかけようかと迷っている日々は苦痛でしかない。

気持ちが本当に曇っていく。

 

 

10代の私に言ってあげられるなら、

もっと気楽に。どう話そうか、何話そうか考えていたら余計モヤモヤするよって。

 

今の私も緊張したりするけど、まずどう話そうとか、何話そうとか考えるのを辞めたり、気にしすぎるのを辞めたり。

 

3ヶ月しかないからね。

勉強も就活も教室生活も、出来るだけ楽しく過ごそうとは思う